本日、最後の方法書説明会が安来市文化ホールアルテピアにて開催されました。
説明会に向かう前に比婆山に立ち寄り、報告を済ませてから会場へ向かう事にしました。今日は曇天で午後は雨でしたが、山頂にたどり着いた時は丁度日が出ていてよかったです。
会場は、さすがに各地で開催されてそれなりの参加者がいらっしゃったので、大ホールで行われましたが、本日はガラガラでした。(とはいえ、大ホールで開催するなら、きちんと地域住民に声掛けを事業者さんからして参加を促すべきだと思います。なんで大ホールをお借りしたのかちょっと謎です。やった感を出したかったんでしょうか・・)
説明会での事業者の説明は、相変わらずです「調査しないとお答えできない」が多く、不安を増長させる回答が多かったです。
参加者もやはり納得がいく説明を求めて、ずっと押し問答を繰り返していました。
風力発電が地域にもたらすメリットは何か?という問いにも「清掃活動や公民館のリフォーム等の地域貢献活動」という風力発電とは関係のない答弁を繰り返すため、余計、火に油を注いだ感はありました。
結局、出席者からの質問が終わらず、45分近く時間をオーバーしていました。
「環境調査を行わないと正確な事は言えないので控えさせていただく」という事業者、
「環境調査に入る前に納得のいく説明責任を果たすべき」と求める住民。平行線のままです。
東京からやってきた得体のしれない企業が、自主的な環境調査をやって安心させますと言われても、それは無理ってものです。
せめて、地域の人、もしくは地域の人が選んだ第三者の調査機関と共に一緒に調査させていただき納得の行くまで計画はすすめない、くらい言ってほしいものです。環境アセスが抜け穴だらけでダメなんでしょう。
今回の説明会を経て、また多くの質問や不安が当会には寄せられてきています。あらためて公開質問状を事業者へ送り届けようと思います。